こんにちは、まだ暑い日は続いていますが、だんだんと秋の気配を感じています。
直透窯（妻）です。
８月２０日の静岡新聞朝刊(全県版)に陶房のある「下百古里地区」の記事が掲載されました。
新聞を見て陶房にお越しくださった方もおり、大変ありがたく思います。
ぜひご覧くださいませ。
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鈴木青宵の記事内容はこちらです⇩
旧茶工場活用し工房
志戸呂焼を追究
浜松市天竜区山東の陶芸家、鈴木青宵さんは百古里地区の旧茶工場を活用した工房「直透窯（じきとうがま）」で志戸呂焼作りに取り組む。島田市金谷で採れる原料「丹石（にいし）」を用いて、素朴な黒色を基調とする酒器や花瓶などの製作に没頭している。
志戸呂焼は江戸時代前期の茶人、小堀遠州に好まれたことで知られ、渋みや落ち着いた風情を特徴とする。鈴木さんは伝統を守りつつ色や形などで新たな発想に挑み、個展を開いてきた。最近は東海伝統工芸展や現代茶陶展といった公募展で入選を重ねている。深い黒色の茶碗作りではデザインとともに、口に触れる角度など実用性にこだわる。緑やうねりで動きを表現。「見た目は重厚だけど思ったより軽い、と感じてもらいたい」と話す。
ろくろ場や収納棚などはすべて手作りでしつらえた。来訪者とのふれ合いや、陶芸体験会を通じて創作の楽しさを伝えている。
