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陶工 鈴木青宵



制作中

●プロフィール


1967 静岡県磐田市に生まれる

1992 美について学ぶ、国内放浪の旅

1995 宮崎県でドイツ人陶工ビヨーン・S・クーン氏に師事

1996 磐田市に築窯(名利窯)

1998 志戸呂焼研究に入る

1999 志戸呂焼三人展

2000 掛川市倉真に移転

2002 大徳寺孤篷庵小堀卓巌老師より直透 青宵を拝受

    孤篷庵より水指注文制作及び書付を頂く

    老師来訪、志戸呂の地視察

2003 拝受記念茶陶展(浜松)

    松孤会表千家記念茶碗制作

    国際美術家連展 銀賞(東京都美術館)

2004 聚光院別院に奉納

    県工芸展入選(県立美術館)

2005 国際美術家連展入選 東海伝統工芸展入選

    ポーランド国立博物館茶道具展示 世田谷美術館帰国展

2006 浜松市横川に移転

2014   伊波多焼制作発表 磐田市役所贈呈(公室)

2016 大徳寺孤篷庵 茶陶展「志戸呂と高麗写し」

2017 東京銀座 茶陶展 (Gallery美庵)

2018 東京新宿 「茶の湯 現代作家新作展」(淡交センター・カルム)

2019 静岡菊川市 作陶展(陶美庵花いかだ)

    静岡島田市 「志戸呂と高麗」作陶展(しずぎんギャラリー四季)

2020 静岡伊東市 淡交「早春の静岡 茶の湯の旅」

         特別茶席 青宵薄茶席・作品鑑賞(大徳寺聚光院伊東別院)

2021    浜松市天竜区 光明幼稚園「本田宗一郎」記念陶板制作

2022    第25回美濃茶盌展入選「志戸呂 丹黒 梅花皮茶碗」

初山宝林寺 落慶法要合わせ「志戸呂 丹黒 大香炉」奉納

【個展】

 京都(寺院)、福島(中合百貨店会津店)、仙台・青森・八戸・石巻(さくら野百貨店)にて茶陶展

 静岡・東京・三重・千葉・愛知(各ギャラリー)にて作品展

【掲載】

 成美堂出版「茶席の会話と手紙」

 主婦の友社「やきものの見方・楽しみ方」

 NEOぱんぷきん 

 2005年「志戸呂焼特集」全5回

 2021年「茶陶志戸呂焼の様相」全12回

 秀学社「中学校美術資料(静岡Re+)」


●名前の由来


陶名「青宵」 窯名「直透」は、「直透万重閑不住青宵裡」の意で、卓巌老師から授かった名前でございます。

 

【解説】 からりとした青空のうちにもとどまらぬ。「青宵」は青空。からりと晴れて雲一つない蒼穹(そうきゅう)は悟りを達得した境地を表すが、そこにも留まらぬという決意。(出典は『臨済録』) 若き日の臨済が行脚の途次、三峰の平和尚の処で問答を交わし、自らの悟境を「直に万重の関を透り、青宵の内にも住せず」と表現しています。

参考文献「名品の鑑賞」