“写す”ということは、陶芸の世界では“真似る”“学びとる”方法があります。
私は、茶の世界に通じる師には付いたことがありません。ですので、尊敬できる器を写し、そこから古の工人の技術や気持ちに近づけるよう(*1)想いをよせて、そして、盗み取るのです。
*1 気持ち・思いは造る側からでしかわからないものがあります。さらに深い所を見抜いて行ける様に訓練です。
自然のリズムから生まれる美の世界。
この地に身を置いて作陶出きるという環境が、自分のポテンシャルを引き出してくれる、とても大切なことだと感じて作品を作っています。